雑学のススメ No.18(05.8/9)

「超難問 山手線クイズ」
〜できるかな!これができたら鉄道博士〜

  Q−1 山手線は2005年10月1日現在29の駅があります。最初の開業駅はどこですか。また何時でしょうか。

 1872年(明治5年)10月14日(旧暦9月12日)、新橋から横浜までわが国最初の鉄道が開通しました。新橋→品川→川崎→鶴見→神奈川→横浜 53分だったそうです。従って「新橋」と「品川」でしょうか。答えは「×」です。
 現在の新橋駅は、1909年(明治42年)、品川―新橋間の電車開業に端を発します。東京駅が開設される1914年(大正3年)まで「烏森」とよばれていました。「烏森」が現在の「新橋」に改名されると同時に、旧新橋は「汐留」としJR化後も貨物専用駅として活躍しました。

 「品川」の開業は1872年でしょうか。答えは「×」です。
鉄道開業日以前に「品川」―「高島町」(現桜木町)間で仮営業を開始しており、正しくは明治5年(1872)6月12日(旧暦5月7日)ということになります。


  Q−2 一般的に山手線は品川→渋谷→新宿→池袋→上野→東京→品川の環状線のことですが、正しくはどこからどこまでですか。

 JRの線区区分では東京から品川までは東海道本線(6.8km)、田端から東京までは東北本線(7.1km)です。従って、残りの「品川」から「田端」までの20.6kmが山手線です。(約60%)
 1番線ホームの中央付近に「山手線0km」の碑が埋め込まれており、外回り(東京方面から)の終電車は「品川」(午前1:15)止まりになります。


  Q−3 内回り(反時計回り)・外回り(時計回り)、どちらが下りで、どちらが上り列車ですか。

 東京駅はどんな場合でもJRでは最も高い位置にあります。従って、東京から出発する列車は全て下りとなります。しかしながら、山手線だけは例外で、神田方面から東京に向かう列車が「下り」としています。つまり、内回りが上り、外回りが下りです。


  Q−4 駅と駅の距離が最も短い区間はどこですか。
また最も長い区間はどこです

 山手線は一周34.5kmで、29の駅があります。従って、平均駅間距離は34、500÷29=1,190mと1kmを若干上回るという非常に短い駅の間隔ということになります。

短い区間ベスト3
 @ 西日暮里
 A 上 野
 B 田 端
――
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――
日暮里
御徒町
西日暮里
611m
699m
731m
 
長い区間ベスト3
 @ 田 町
 A 品 川
 B 池 袋
――
――
――
品 川
大 崎
大 塚
2,242m
2,054m
1,873m


  Q−5 私鉄・公共鉄道が乗り入れていない駅はいくつありますか。

 山手線29の駅のうち「新大久保」・「目白」・「田端」・「鶯谷」の4つ(「田町」は「三田」)だけで、あとの25は郊外からの私鉄や都内を巡る地下鉄の乗換駅になります。山手線を中心に郊外から通勤客がなだれ込んでくる様子が伺えます。
 最も多い駅は「新宿」で
@小田急電鉄(小田原線 新宿―小田原) A京王電鉄(京王線 新宿―八王子)
B東京地下鉄(丸の内線 荻窪―池袋)  C東京都交通局(新宿線 新宿―本八幡)D東京都交通局(大江戸線 都庁前―光が丘)E西武鉄道(新宿線 新宿―本川越) の6本です。
 次いで「澁谷」の5本、「池袋」の4本になります。