雑学のススメ No.33(08.4/08.5)

おおきい数字
〜「1」から「∞」まで〜
 「キロキロとヘクトでかけたメートルが、デシに追われてセンチミリミリ」小学校へ通っていた頃、メートル法の単位を覚えるために「口ずさんだ」ことがおありでしょうか。 「数」は「いとつ」・「ふたつ」から始まり、人間の成長とともに大きくなってゆきます。世の中の規模が大きくなるに従って、「数」もどんどん大きくなって行きます。社会の広がりや成長のバロメータと言えます。21世紀の今日、どんな単位まで理解できるのか、必要なのか、また良く使われているのか、「位」の大きさを的確に把握できる対象や出来事を探して見ました。

10の0乗
1  【壱】
全ての数(正数)は「1」から始まります。最も小さい数ですが「第1位」・「NO.1」「一等賞」など最強の数でもあります。

10の1乗
10  【十】  《デカ》
2007年8月16日午後2時20分岐阜県多治見市で、「40.9℃」が観察されました。(埼玉県熊谷市でも)これまでの記録は1933年7月25日山形市で観測された「40.8℃」で、74年ぶりとのことです。これからの夏が思いやられます。

10の2乗
100  【百】  《ヘクト》
1ドル=106.75円(2008年5月30日現在)、毎日、為替相場がニュースに流れる時代になりました。1ドルが360円(固定相場制)の時代があったとは思えない今日この頃です。(最高値は79円75銭・・・1995年4月19日)

10の3乗
1,000  【千】  《キロ》
北京オリンピックの聖火が世界最高峰エベレストの山頂に到達しました。8844.
43mです。地球上の山ではこれ以上大きな数字はありません。
全てという意味に使われる熟語:千里眼・値千金・千載一遇・千客万来・千差万別

10の4乗
10,000  【万】
昭和33年12月1日、現在日本で発行されている最高額紙幣である「1万円紙幣」(聖徳太子)が登場しました。大学卒業初任給1万2千円時代に突入です。
全てという意味に使われる熟語:万里の長城・万国旗
万有引力・万能・万病・万難・万事休す・万華鏡・森羅万象・巨万の富などなど

10の6乗
1,000,000  【百万】  《メガ》
核兵器の威力を示すのに使われる単位である「メガトン」は、百万トンのTNT火薬の爆発力に相当するエネルギーを表します。(広島に投下された原爆:15キロトン)

10の8乗
100,000、000  【億】
平成17年の国勢調査(5年毎に実施)によると、10月1日現在のわが国の総人口は127,925,843人でした。右肩上がりに増加してきたわが国の人口は、次の国勢調査から数年間は減少に転じることになります。
昭和45年の国勢調査によるわが国の総人口が104、665,171人と発表された時、何とも言えない感動を覚えたことがあります。国勢調査で始めて1億人を超えたこともありますが、1億×××,171人の1桁目の「1」に感動したのです。この「1」が、自分がこの世の中に存在している証だと。
(世界の人口は平成20年6月6日10時40分現在、66億7,994万1,597人)

10の9乗
1,000,000,000  【十億】  《ギガ》
「ギガ」はギリシャ語で「巨人」を意味します。コンピュータの分野で使われており、
1ギガ=1,073,741,824(2の30乗)を表す場合もあります。

10の12乗
1,000,000,000,000  【1兆】  《テラ》
平成19年度一般会計予算は約83兆円でした。日本の国家予算が1兆円を超えたのは、昭和28年「バカヤロウ解散」でも名を残している「吉田内閣」の時でした。それから54年後、その規模が「83倍」に大きく拡大しています。
「テラ」はギリシャ語で「怪物」を意味します。コンピュータの分野で使われており、
1テラ=1,099,511,627,776(2の40乗)を表す場合もあります。

10の16乗
10,000,000,000,000,000  【1京】
「兆」の次の位が「京」と言うことを知っていても、日常殆ど見る事はありません。

10の20乗
100,000,000,000,000,000,000 【1垓】(がい)
宇宙に目を向けて見ましょう。地球に最も近い天体「月」と地球の距離は38万4千4百km(平均距離)。太陽と地球との距離でも1億5千万km(平均距離)です。
現在宇宙の大きさは半径137億光年(1光年:約9兆4千6百km)とすると、
(137×10の8乗)×(9.46×10の12乗)= 1,296×10の20乗 約1,296垓kmということになります。

これ以上は 10の24乗【禾へんに矛】(じょ)
10の28乗【穣】(じょう)
10の32乗【溝】(こう)
10の36乗【澗】(かん)
10の40乗【正】(せい)
10の44乗【載】(さい)
10の48乗【極】(ごく)
と続きます。
「極」(きわみ)よりも更に上の位があるのが不思議です。

10の52乗
【恒河沙】(こうがしゃ)
日蓮宗のお経「法華経」の中にあります。浄土真宗にも「三恒河沙の諸仏」とあります。
「極楽浄土」は宇宙よりずっと遠くにあるのでしょうね。

これ以上は 10の56乗【阿僧祇】(あそうぎ)
10の60乗【那由他】(なゆた)
10の64乗【不可思議】(ふかしぎ)
10の68乗【無量大数】(むりょうたいすう)  と続きます。

10の100乗
【Googol】  《ゴーゴル》
現在最も広く使われている検索エンジン「Google」の名称の元になっています。