雑学のススメ No.34(08.6/08.7) 

「近代オリンピックの歴史」
〜「北京オリンピック」開催を前に〜
 2008年8月8日午後8時8分(土)、北京オリンピックが開催されます。
 戦争が勃発し中止されたこともありました。一国の行為に抗議してボイコットをしたこともありました。敗戦国や紛争中ということで参加を認められない国もありました。オリンピックが無事開催されることは、世界が平和であることの象徴です。
 4年に1度開催される(うる年・アメリカ大統領選挙と同じ)世界中が興奮する「スポーツの祭典」です。全ての国の人々が1つの競技の帰趨に一喜一憂し、個人個人が自分流に楽しんで戴きたいとおもいます。

【 第1回  1896年(明治29年) アテネ(ギリシャ) 】
・競技種目 8競技43種目 (陸上・水泳・体操・重量挙げ・レスリング・フェンシング・射撃・自転車・テニス・・・何故か9競技)
・参加国 14
・参加人数 245人 (男子のみの参加)

【 第2回  1900年(明治33年) パリ(フランス) 】
・パリ万博の付属国際競技大会として開催。
・参加国 13
・参加人数 1,225人

【 第3回  1904年(明治37年) セントルイス(アメリカ) 】
・この大会も博覧会のアトラクションとして開催。
・参加国 13
・参加人数 689人

【 第4回  1908年(明治41年) ロンドン(イギリス) 】
・「勝つことより参加することに意義がある」の言葉が生まれた大会。
・参加国 22
・参加人数 2,035人

【 第5回  1912年(明治45年) ストックホルム(スエーデン) 】
・日本初参加:三島弥彦(短距離)と金栗四三(マラソン)の2名
・参加国 28
・参加人数 2,437人

【 第6回  1916年(大正5年)  ベルリン(ドイツ) 】
・第1次世界大戦のため中止。

【 第7回  1920年(大正9年)  アントワープ(ベルギー) 】
・日本初のメダル(銀): 熊谷一弥と柏尾誠一郎(テニス)
・参加国 29
・参加人数 2,607人

【 第8回  1924年(大正13年)  パリ(フランス) 】
・参加国 44
・参加人数 2,972人

【 第9回  1928年(昭和3年)  アムステルダム(オランダ) 】
・日本初の金メダル  織田幹雄(三段跳び) 15m21cm
(国立競技場の第4コーナーに白いポールが立っています。日本人初の金メダリストの栄誉を讃えて15m21cmの長さになっています。)
もう一人います: 鶴田義行(200m平泳ぎ)
・参加国 46
・参加人数 2,694人

【 第10回 1932年(昭和7年)   ロサンゼルス(アメリカ) 】
・南部忠平(三段跳び)・宮崎康二(100m自由形)など7個の金メダル
・参加国 37
・参加人数 1,328人

【 第11回 1936年(昭和11年)  ベルリン(ドイツ) 】
・金メダル 6個 競泳(4個) 陸上(2個)
 「前畑ガンバレ・・・・勝った・勝った」で有名な実況放送。
・聖火リレーが始まっています。
・参加国 50
・参加人数 4,066人

【 第12回 1940年(昭和15年)  東京(日本) 】
・日中戦争のため大会返上。

【 第13回 1944年(昭和19年)  ロンドン(イギリス) 】
・第2次世界大戦のため中止。

【 第14回 1948年(昭和23年)  ロンドン(イギリス) 】
・第2次世界大戦の敗戦国(日本・ドイツ)は参加を認められず。
・参加国 59
・参加人数 4,064人

【 第15回 1952年(昭和27年)  ヘルシンキ(フィンランド) 】
・ザトペック(チェコスロバキア):5千m・1万m・マラソンで3個の金
・期待された水泳陣惨敗(古橋広之進・橋爪四郎)。
・石井庄八(レスリング)の金メダル1個
・参加国 69
・参加人数 5,429人

【 第16回 1956年(昭和31年)  メルボルン(オーストラリア) 】
・南半球初のオリンピック
古川勝(200m平泳ぎ)・小野喬(鉄棒)・笹原正三(レスリング)・池田三男(レスリング) 4個の金メダル
・参加国 67
・参加人数 3,178人

【 第17回 1960年(昭和35年)  ローマ(イタリア) 】
・体操ニッポン始まり(小野喬・相原信行・遠藤幸雄他) 金メダル4個
・アベベ(エチオピア)がはだしで金メダル(マラソン)
・参加国 83
・参加人数 5,348人

【 第18回 1964年(昭和39年)  東京(日本) 】
・アジア初のオリンピック
・競技種目: 20競技163種目
 金メダル16個(最多記録)
 ボクシング(1個)体操(5個)柔道(3個)
 レスリング(5個)重量挙げ(1個)
・女子バレーボール(1個)・・東洋の魔女
・アベベ(エチオピア)マラソン連覇
・新幹線開業 体育の日(10月10日)設定
 世界最初のテレビオリンピック(宇宙中継)

・参加国 93
・参加人数 5,133人

【 第19回 1968年(昭和43年)  メキシコシティ(メキシコ) 】
・金メダル11個  体操(6個) レスリング(4個) 重量挙げ(1個)
・サッカー(釜本邦茂ほか)  銅メダル
・チフラフスカ(チェコスロバキア)  4個の金メダル
・参加国 112
・参加人数 5,498人

【 第20回 1972年(昭和47年)  ミュンヘン(西ドイツ) 】
・金メダル13個  体操(5個) レスリング(2個) 水泳(2個)
 柔道(3個) 男子バレーボール(1個)
・男子体操(団体総合)4連覇。塚原光男の「月面宙返り」が話題の的。
・水泳のスピッツ(アメリカ)が7個の金メダルを獲得。1大会での最多記録。
・参加国 121
・参加人数 7,170人

【 第21回 1976年(昭和51年)  モントリオール(カナダ) 】
・アフリカ22カ国がオリンピックをボイコット。
・金メダル9個  体操(3個) レスリング(2個) 柔道(3個)
 女子バレーボール(1個)
・男子体操(団体総合)5連覇(塚原光男・加藤澤男・監物永三ほか)
・体操のコマネチ(ルーマニア)が史上初めて10点満点を連発。
・参加国 92
・参加人数 6,028人

【 第22回 1980年(昭和55年)  モスクワ(ソ連) 】
・ソ連のアフガン侵攻を理由にアメリカ・日本を含む約50カ国がボイコット。
・参加国 81
・参加人数 5,217人

【 第23回 1984年(昭和59年)  ロスアンゼルス(アメリカ) 】
・金メダル10個  ライフル(1個) 体操(3個) レスリング(2個)
 柔道(4個)・・・山下泰裕他
・カール・ルイス(アメリカ)が陸上競技で4個の金メダル
・参加国 140
・参加人数 6,797人

【 第24回 1988年(平成元年)   ソウル(韓国) 】
・金メダル 4個  レスリング(2個) 斎藤仁(柔道) 鈴木大地(水泳)
・参加国 159
・参加人数 8,465人

【 第25回 1992年(平成4年)   バルセロナ(スペイン) 】
・金メダル 3個  古賀稔彦・吉田秀彦(柔道) 岩崎恭子(水泳)
 14歳の岩崎恭子(200m平泳ぎ)「今まで生きてきた中で一番幸せです」
・女子陸上では有森裕子(マラソン)が人見絹枝以来64年ぶりにメダル。
・参加国 169
・参加人数 9,367人

【 第26回 1996年(平成8年)   アトランタ(アメリカ) 】
・金メダル 3個  野村忠宏・中村兼三・恵本裕子(柔道)
・参加国 197
・参加人数 10,320人

【 第27回 2000年(平成12年)  シドニー(オーストラリア) 】
・金メダル 5個  柔道(4個)・・田村亮子他  高橋尚子(マラソン)
・参加国 199
・参加人数 10,651人

【 第28回 2004年(平成16年)  アテネ(ギリシャ) 】
・金メダル16個(最多記録タイ) 女子レスリング(2個) 柔道(8個)
 水泳(3個) ハンマー投げ(1個) マラソン(1個) 体操(1個)
・野口みずきが女子マラソンで日本連覇。
・参加国 202
・参加人数 11,099人

【 第29回 2008年(平成20年)  北京(中国) 】
・オリンピック連覇に挑戦する選手  11人(12種目)
 北島康介(100m平泳ぎ・200m平泳ぎ) 柴田亜衣(800m自由形)
 野口みずき(マラソン) 室伏広治(ハンマー投げ)
 吉田沙保里(レスリング) 伊調馨(レスリング)
 鈴木桂治(柔道) 塚田真希(柔道) 谷本歩実(柔道)
 上野雅恵(柔道) 谷亮子(柔道)・・・3連覇(ママでも金)
 谷選手は日本人初のオリンピック5大会(16年間)連続メダルを目指す。
・最も短い時間で勝敗が決定する「男子100メートル」に注目
今年世界記録新9秒72を記録したボルト(ジャマイカ)とパウエル(ジャマイカ)とタイソン・ゲイ(アメリカ)の熾烈な戦いが行われる。
・水泳のフェルプス(アメリカ)が個人最多の8個の金メダルに挑戦。
・日本のプロ野球の精鋭を集めて「金メダル」を取りに行きます。
・44年前の東京オリンピックに出場した法華津寛(67歳)(馬術)が再挑戦。

【 第30回 2012年(平成24年)  ロンドン(イギリス) 】
・4年後どんな選手が活躍することになるのでしょう。

【 第31回 2016年(平成28年) ? 】
第1次選考で東京(日本)・シカゴ(アメリカ)・リオ(ブラジル)・マドリード(スペイン)が選ばれています。