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資格認定制度

当会では、資格認定制度を導入しています。詳細については以下をご覧ください。

目的

人材の育成と技術の向上
部品供給装置の営業・設計・製作・保守その他全般に携わる人材の育成と技術(技能)の向上を図ること。特に当業界特有の技術(技能)である振動機のツーリング加工技術(技能)者の育成と技術の継承に力を注ぎ、業界全体の技術水準と社会的地位のさらなる向上を図ることを目的とする。

認定制度の概要

資格の種類

技術部門:設計及び技能部門(技能にはツーリング加工・組立調整等を含む)

資格の等級

初級・上級・特級

資格の呼称

  • 初級認定者「JPF認定 エンジニア」
  • 上級認定者「JPF認定 上級エンジニア」
  • 特級認定者「JPF認定 特級エンジニア」

資格の有効期間

・新たに取得した資格の有効期間は5年とする。(職種は問わない)
 5年経過時点で、必要な知識・技能のレベルを維持し、職務を継続する場合において、
 以降5年単位で有効期間の更新を行う。
・有資格者が会員企業を退社、または会員企業が工業会を退会時は資格を返却する。
  但し有資格者が、別の会員企業へ転職し職務を継続する場合は、
  所定の手続きを行い現有有効期間の継続、有効期間の更新を可能とする。

認定方法(初級・上級)

・「資格認定委員会」が年1回実施する「JPF資格認定講習会(初級・上級)」に参加する。
・上級エンジニア資格受験者は、講習会後実施する「上級資格認定試験(筆記)」の結果により合否を判定する。

資格を取得するために(等級別概要)

初級認定者「JPF認定 エンジニア」

レベル
  1. 部品供給技術の「一般知識」を有している。
  2. 基本的な「部品供給技術用語」を理解している。
受験資格
  • 経験:5年以上
  • 所属:JPF会員会社の社員
講習内容
  1. 部品供給の種類・構成・機能・ツーリング技術・センサー技術
  2. 営業から技術まで全ての部門の方が理解できるレベル

上級認定者「JPF認定 上級エンジニア」

レベル
  1. 部品供給技術の「専門知識」を有している。
  2. 専門知識について第三者に指導することができる。
受験資格
  • 経験:7年以上
    「JPF認定 エンジニア」取得後2年以上経過
  • 所属:JPF会員会社の社員
講習内容
  1. 部品供給の種類と原理・振動輸送の種類と原理振動調整技術
  2. 部品供給用語・仕様書の書き方
  3. ツーリング技術
  4. 加工技術・表面処理技術
  5. センサー技術・電気制御・空圧制御

特級認定者「JPF認定 特級エンジニア」

レベル
部品供給に関する専門知識を有し、ユーザーの要求に対して最適な「部品供給装置」を提案することができる。
具体的には以下の業務が独力でできる。
  1. ワークを見て仕様の決定ができる。
  2. ワークを見て見積積算ができる。
  3. ワークを見てツーリング構想ができる。
  4. ツーリング構想を図面化することができる。
  5. ツーリング構想通り加工することができる。(切断・溶接・機械加工)
  6. 駆動機構(本体)を調整できる。
  7. 各種検出器の使いこなしができる。
  8. 空圧制御の知識がある。
  9. 電気制御の知識がある。
  10. 上記9項目を第三者に指導・教育できる。
受験資格
  • 経験:10年以上
    「JPF認定 上級エンジニア」取得後3年以上経過
  • 所属:JPF会員会社の社員
認定方法
  • Aコース
    「技術・資格認定委員会」が指定した「特級エンジニア認定課題」を製作し、部品供給装置展にて公開し合否に判定を行う。
  • Bコース
    1年以内に完成した上級エンジニア自慢の「ユニークで今後の発展が見込まれる作品」を部品供給装置展で公開し合否の判定を行う。
  • Cコース
    公募により提供された「難供給部品」を見事解決した上級エンジニアを合格とする。
  • Dコース
    最近(1年以内)に手がけた「ツーリング」実績の中で、最も自信がある作品について、30~45分のプレゼンテーションを行い審査する。

設定手続

エンジニア、上級・特級エンジニアの各資格取得者に対し、認定書と認定証を作成し交付する。
・認定書(賞状形式):新たに資格を取得した事を認定する書状。資格の更新時には発行しない。
・認定証(携帯形式):本人顔写真を掲載した有資格者である事の認定証。
           資格取得、更新の都度新たに発行する。
           認定証には、交付年月日と有効期限を記載する。

費用

1. 資格認定講習会参加費
3,000円
2. 資格認定料(登録、認定書・認定証交付)
5,000円
3. 認定証の更新料
1,000円

認定の開始

  1. 「JPF認定 エンジニア」2000年4月1日より
  2. 「JPF認定 上級エンジニア」2002年4月1日より
  3. 「JPF認定 特級エンジニア」2004年4月1日より