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部品供給装置の活用

部品供給装置の活用

はじめに

工場の製造工程や組立工程を合理化・自動化するためには、各工程への必要部品の供給が不可欠であることはよく知られています。

合理化や自動化のシステムを構築しようとするとき、加工や組立を行う機械については、お客様が自ら設計・製作されて、その後の変更への対応にも直接管理監督されています。しかしながら必要部品の自動供給については、多くのお客様が部品供給装置メーカーに一任され、所要の部品が所要の姿勢で・所要の時期に・所要の場所へ供給されるものとして、合理化や自動化システムの設計を推進されることが多いのです。

部品供給に関する理解の不足が設計と保守の両面にわたり、技術的にも経済的にも不必要なトラブルを引き起こし、お客様にとって最善の自動化システムの実現を阻害しているのが実情なのです。

「日本部品供給装置工業会」では、お客様がより良い部品供給システムを構築していただくために、部品供給装置に対する理解を深め、部品供給装置の価値を正しく認識していただけるよう、「部品供給装置の導入」についての指針をまとめてみました。

「部品供給装置の活用」についての指針