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据え付けと使用環境

振動ボウルフィーダを採用する場合は、強固な架台を製作しなければなりません。振動ボウルフィーダや振動直進フィーダの振動が架台に伝わり、架台の振動によって供給機の振動を変調させ、ワークを送れなくなることがあります。片持式架台の場合は、特に注意する必要があります。

電源については電圧と電圧の変動率をご提示ください。
供給システム全体が必要とする電力をお調べください。
供給機はバイブレーターやモーターを使用しますので、電源の電圧が変動すると供給量に変動が生じます。ときには不正姿勢のワークが供給されるなど、達成率を低下させることもあります。

また、周波数にも左右されますので、50Hz・60Hzを明確にしてください。特に最終ユーザーが50Hz、自動機の製作者は60Hzという場合には、周波数の変換についてメーカーと綿密な打ち合わせが必要です。

なお、インバーターを採用した周波数可変型の供給機では、電源の周波数を気にすることはありません。
供給システムでは空気を使用することが多いので、供給される空気圧・空気の質などを明示してください。必要なときは減圧弁・清浄用フィルターなどについてもご指示ください。
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